ひびきあふ

自然の音と響き合ふ

2020年04月

野に在りて詠まむ
命のほのほ在りて
詠まむとす

叔母が逝った。
故郷でただ一人頑張って生きていた叔母、であった。
今朝方、妹から電話があった。
深夜、逝去された。
入院中だったけれど、コロナで面会も出来ず心残りの中で逝った。
厳しいけれど、優しい叔母であった。
この緊急事態の中で、通夜・告別式も 最小限で行うとの事。
日程などの連絡はするけれど、来ないでほしいと云う。
そうするしか無い、のであろう。
山で隔てた 故郷に向けて、哀悼の誠を捧げる。


1104冬薔薇白
 

 春の薔薇一人静かに叔母逝けり

           荒 野人
 

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野に在りて詠まむ
命のほのほ在りて
詠まむとす

神仏の加護を乞い願ふ


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 あたたけし衆生を救ふ盧遮那仏

            荒 野人
 

野に在りて詠まむ
命のほのほ在りて
詠まむとす

コロナが憎い。


0413アマドコロ
 

 アマドコロ欠けてはならぬ花序一つ

              荒 野人


アマビエ
 

野に在りて詠まむ
命のほのほ在りて
詠まむとす

コロナから逃げ切って!


若緑
 

 葉桜の重さの分だけ枝垂れけり

            荒 野人
 

アマビエ

 

野に在りて詠まむ
命のほのほ在りて
詠まむとす

コロナから逃げ切って下さい。


春の空・雲
 

 春の雲心にメモを残しけり

          荒 野人
 

アマビエ
 

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