野に在りて詠まむ
命のほのほ在りて
詠まむとす
里山に足を運ぶ。
健やかである事の証左だ、などと一人合点して・・・。
里山は春の装い、である。
帰りには温泉にでも入って、などと妄想しつつ歩く。
歩くのだが、寄る年波には勝てずへこたれる。
自分でも分かるのだけれど、よれよれと歩いている。
だがしかし、誰か連れがあるわけでもないので堂々として撚れる。
山桜が五分咲き、であった。
遠目だと、満開に見える。
人がいない道と云うのは、好き勝手に歩けるので好きだ。
好き勝手、と云うのは自分勝手とは違う。
自分の思うままに、動けると云った意味合いである。
とまれ、山桜は遠目で見るべし。
近づくにつれ、青青とした葉が見えてくる。
それも、風情があって良いのだけれど。
怪しさや遠目で見たき山桜
荒 野人
命のほのほ在りて
詠まむとす
里山に足を運ぶ。
健やかである事の証左だ、などと一人合点して・・・。
里山は春の装い、である。
帰りには温泉にでも入って、などと妄想しつつ歩く。
歩くのだが、寄る年波には勝てずへこたれる。
自分でも分かるのだけれど、よれよれと歩いている。
だがしかし、誰か連れがあるわけでもないので堂々として撚れる。
山桜が五分咲き、であった。
遠目だと、満開に見える。
人がいない道と云うのは、好き勝手に歩けるので好きだ。
好き勝手、と云うのは自分勝手とは違う。
自分の思うままに、動けると云った意味合いである。
とまれ、山桜は遠目で見るべし。
近づくにつれ、青青とした葉が見えてくる。
それも、風情があって良いのだけれど。
怪しさや遠目で見たき山桜
荒 野人